日々雑感 2024年3月28日 身近な未知アフリカ アメリカ、ロシアを追いかけて、中国、インドも宇宙開発競争に参加している。日本も技術の国の面目をかけて負けじと、最近のH3ロケット打ち上げ成功や小惑星探査機はやぶさの活躍等、人々に知られるようになった。宇宙産業への投資が .....続きを読む→ 2024年2月19日 政治に絶望しつつも、イノベーションを 政治とカネでニュースが埋まり、自民党の不支持率が86%に及ぶ(テレビ朝日)事態に至った。そのさなか、JAXAのH3ロケットが打ち上げに成功した。約一年前、打ち上げの失敗を泣きべそをかきながら会見していた責任者の顔がほこ .....続きを読む→ 2024年2月3日 シンガポールの底力と日本 過日、シム チュン・キャット昭和女子大教授のシンガポール教育制度についての講義を聴く機会を得た。東京23区ほどの広さで、人口6百万弱の国が、一人当たりGDP世界5位(23年 日本34位)、国際学力調査で世界一の座を獲得 .....続きを読む→ 2024年1月1日 謹賀新年 2024年 世界情勢のカオス、日本政治のカオスの渦中で迎えた元旦に、能登半島を震源とする大地震が起きた。被災者を慮りつつ、激動の年到来の予感がする。 年末、政界の生き字引こと平野貞夫元参議院議員の登場するユーチューブで面白い情報を .....続きを読む→ 2023年12月21日 地域社会への執念は無駄 共働き世帯と専業主婦世帯がニ対一になった今、専業主婦を前提としたPTAや子供会などの地域活動が成り立たなくなり、やめるところも増えてきた。また、公民館を中心とする趣味の会などはお年寄りの集まりでしかなく、地域全体を巻き .....続きを読む→ 2023年12月18日 政治カオスを治める 政治の世界はまさにカオスである。政策の不作に加え、政治とカネの酷すぎる状況。結論を急げば、自民党が分裂し、まともな政治が行える集団が新たな政治をリードしていく以外の選択はあるまい。そして、もう一つ提言したいことがある。 .....続きを読む→ 2023年12月1日 中学生が危ない! 伊藤美奈子奈良女子大教授のお話を聴く機会を得た。先生は臨床心理学の専門で、スクールカウンセラーとして現場も擁している。子供の自殺予防について熱っぽく語った。 キーワードは、中学生が危ない時期であると筆者は捉えた。いわゆ .....続きを読む→ 2023年11月1日 身近に子供の姿を 郵便局人質事件は超高齢者の犯罪であった。彼自身は世間に怨嗟を持つ異常な人間かもしれないが、その背後には多くの孤独な老人が存在する。もし孤独で少ない年金だけで暮らす老人に日常的な役割が与えられたら、社会の安定に寄与するか .....続きを読む→ 2023年10月8日 少子化政策の「死」 今、ジャニーズ事務所の次に「イジメ」られているのは岸田首相だ。増税クソメガネは、一国の首相に対してはひどいあだ名だ。しかしながら、ジャニーズも岸田首相も自業自得であるところが共通点だ。 岸田首相は聞き上手を自慢していたが .....続きを読む→ 2023年9月26日 でも・しか総理 一昔前、「教師でもやろうか、教師しかないよ」という意味で「でも・しか教師」が流行ったことがある。就職が安易な時代でありながら、何がやりたいか心が決まらず、やむなく教員の道を選ぶ人を揶揄したものである。今や、教員は、非常 .....続きを読む→ 2023年9月2日 子供受難の時代に 来年度予算の概算要求が終わった。防衛増額と財源問題の解決しない少子化対策が盛り込まれる。また、円安、物価高、インフレで国民生活への負の影響は大きく、政府はガソリンなど事業者への補助の延長を画し、価格の安定を図ろうとする。 .....続きを読む→ 2023年8月30日 ご神託の時代ではない 岸田政権の支持率低下が止まらない。安倍元首相の逝去から一年以上経った今も、岸田首相は安倍氏の幻影を引きずり、その手法を踏襲しようとしている。人間は、危機にあるとき、受けた教育や体験よりも「ご神託」に頼ろうとする。それが、 .....続きを読む→ 2023年7月21日 無神論と啓蒙思想 上野景文氏のお話を聴く機会を得た。氏は、2010年、駐バチカン大使退任後、杏林大学を始め学問の世界に転じ、文明論の論客としてご活躍である。 氏の文明圏の三分類はユニークである。キリスト教圏、啓蒙思想圏、脱啓蒙思想圏がそ .....続きを読む→ 2023年7月13日 20世紀回帰はあり得ない ウクライナ危機は依然泥沼にはまったままだ。領土拡張を目的とし、塹壕を掘って地上戦を戦い、核兵器の脅威をちらすかす等は、まさに20世紀の古いタイプの戦争を思い起こさせる。 この戦争とコロナの経験が世界のエネルギー政策を変 .....続きを読む→ 2023年6月23日 岸田首相に求められるダイナミズム 岸田首相は、今国会での解散をあきらめた。左系野党は奮わないが、右系野党即ち維新の会に票をさらわれることが明らかだからだ。これまで左系野党の慰め役だった公明党との連立を止めれば、左系にも票が流れるかもしれない。 しかし、 .....続きを読む→ 2023年6月15日 米国お爺さん対決の危うさ 来年に始まる米大統領選挙は、今のところ、80歳のバイデン大統領と76歳のトランプ前大統領が有力候補として名乗り出ている。バイデンはデフォルトを回避したものの、依然としてウクライナ問題だけに忙しいようだ。 トランプが次々 .....続きを読む→ 2023年5月27日 日本ネットワークをつくれ 街はコロナから目覚めたように活気づいてきた。人出が多く、株価は上がり、外国人観光客の姿が増えた。しかし、まだ多くはマスクをしている。これが日本だ。世の中が変わっても、身の保全は第一であり、多くがマスクをしている同調圧力に .....続きを読む→ 2023年4月16日 土壌の学問に驚く 陽捷行(みなみかつゆき)先生(北里大学元副学長、名誉教授)のお話を聴く機会を得た。ご専門の土壌学に一片の知識も持たぬ筆者が気候変動を探る趣旨の一環として臨んだ会議であったが、驚きの情報であった。 我々人類は1万年前から .....続きを読む→ 2023年3月22日 平岡秀夫氏(衆院補選山口2区)を応援する 安倍元首相の逝去、岸元防衛大臣の引退に伴い、山口県では、4区と2区でそれぞれ衆院選の補選が行われる。4月11日告示、23日投票である。 2区の自民党候補者は岸信千代氏で、父・元防衛大臣の後を継ごうとする。これに対抗して .....続きを読む→ 2023年3月13日 生命倫理と政治 赤林朗東大教授の退官記念最終講義を聴く機会を得た。赤林先生は、2020年、Bioethics Across the Grobeと題する生命倫理の著作をSpringer Nature出版からオープンアクセスでweb上出版 .....続きを読む→ « 1 2 3 4 5 6 … 16 »