赤ずきんちゃん(岸田総理)、気を付けて
防衛費のために増税すると言う。岸田総理は、安倍国葬の後、安倍の背後霊にとりつかれて止まぬ。与党内の総理いじめは赤ずきんを被ってやり過ごそうとしている。赤ずきんとは安倍頭巾のことだ。赤ずきんちゃん、道草しているとオオカミが先回りして、大好きなお婆ちゃんに化け、お前を食べようと待っているよ。
「赤ずきんちゃん・・」は庄司薫が書いた1969年の小説だ。右でもない、左でもない、自分と社会が分らない青年が、東大紛争のあおりで東大受験ができなくなったのをきっかけに大学受験を辞めるというストーリーだ。大学紛争を尻目に、受験しなければならないから受験する、食っていかねばならないから就職するくらいの選択肢しかない当時のフツーの若者を描いたものだ。
しかし、一国の総理は頭巾をかぶって道草をしている場合ではない。日本はオオカミに食われるかもしれないのだ。政治カオス、令和恐慌、第三次世界大戦・・・何でもあれのオオカミが家で待っている。
まずは防衛論を掘り下げてから財源を考えよ。あなたのやっていることは、民主党の野田元総理がやったことと全く同じだ。とにかく消費税増税が必要だと党内外の議論は打ち切り、ひたすら財務省の指示にしたがって国会解散をしたのが野田だ。その後、日本経済はますます蝕まれ、外交では、ますます米国追従になった。安倍さんはアベノミクスの失敗の責任を問われないで済む。
統一教会問題の解決を自身の起死回生につなげようとするなら、同時に、創価学会も追求せよ。宗教とは、神(や仏)そのものではなく、神(や仏)を利用する観念である(加藤隆千葉大名誉教授)。身内を擁護しようと頭巾をかぶるから、結局は誰からも信頼されない総理となる。
早くコロナをインフルエンザ並みの5類疾病に下げよ。コロナを扱う民間病院が少ないから医療逼迫していたのに、その結果は、赤字の多かった国公立の経営が回復した。軽症の患者にも不必要なまでに薬を処方したのではないか。もういいじゃないか。保健所は面倒くさそうに数多い新規患者と電話連絡する。同じ会話ばかりなので知識水準も上がらない。経済回復が世界に遅れて、それでも頭巾をかぶったままなのか、総理。
野党がお粗末なのをいいことに、自民党内は世襲だらけで人材がいないのをいいことに、総理、あなたは、いつまでずきんを被っているのか。
赤ずきんちゃん、気を付けて! 日本がオオカミに食われる!